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こんな気持ちで終業式を迎えるなんて…

しみじみとした気持ちで
1学期が終わった事を振り返りたかったです。
でも全然、そんな感傷にひたっている
雰囲気ではありませんでした。

1学期の成績表(通知簿・通信簿)を渡しながら、
一人一人の生徒に顔をしっかりと見詰めながら、
言葉を掛けていくつもりでした。
そんな終業式を想像していました。

それが…やっぱりドタバタです。
情緒も何も有ったものではないです。
男子校って、こういうものなのですか…
もう少し余裕というか、潤いが欲しいです。

それで成績表(通知簿・通信簿)を渡すのもそこそこに、
夏休み中の補習の説明会です。
全然、情緒がないです。

学年主任の先生に教室まで来ていただいて
夏季補習の説明をしていただきました。
(1年生への夏季補習の発案者は、この先生です。)

生徒たちは、いろいろな質問を
活発に或いは真剣に学年主任の先生に投げかけています。

私が説明をしていた時は、あれほど曖昧な態度だったのに…

こういうのが教師としての実力の差なんでしょうか…
横で…教室の前の隅っこで…
生徒たちと学年主任の先生のやりとりを聞きながら
寂しかったです。

実力が無いというのは、つらいですね…
わかってはいるのですが、やっぱり、
こうして見せつけられるとつらいです。

でも生徒たちも少しは私に気を使ってくれても良いのに…
八つ当たりだとは思うのですが、
そんな苛立ちさえ感じてしまいました。

しっかりしないと…そう思います。

結局、夏季補習の説明会は長引いてしまい担任の私が、
生徒と学年主任の先生を教室に残して
次の仕事(担当教科の会議)に"抜け出す"という、
何とも味気ないというか情けない
1学期の終わり方になってしまいました。

こんな終わり方…可哀想でしょう?
いくらなんでも酷いと思いませんか?
わかってくれますよね?

すいません、話はまだ続きます。

夏期講習会の説明は、一日では終わらすに今日もするそうです。
今日は夏休みの初日ですよ?
わざわざ大切な夏休みの初日を
夏期講習会の説明会のために潰しますか?

わからないです。
生徒たちの気持ちが、わからないです。

それに今日から私は泊りがけで研修なんです。
生徒が学校に来るというのに私は学校にいないのです。

なんか嫌じゃないですか?
私がいないのに私のクラスの生徒たちが学校に来るんですよ…
どう言っていいのかわからないのですが、嫌です。

学年主任の先生に
今日の夏季補習の説明会のお礼と中座(ちゅうざ)をしたお詫び、
それに、その後の説明会の様子をお聞きしたのですが、
前向きな生徒ばかりで良かったよ、
生徒からも積極的な意見が出たから楽しかった。

本当に満足そうな顔をして、
そう言って下さる先生の顔を見ていたら、
なんか無性に悔しかったです。
イライラするんです。
研修なんか行きたくないです。
学校に残りたいです。

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