MENU

まだ自分では"作り笑顔"しか作れないんです。

私のクラスの生徒たちのこと、
本当に可愛いと思っているんです。
心の底から本当に可愛いと思っているんです。

でも、可愛いと思っても"ぎこちない"です。
私、自分の生徒たちを前にしても、まだ"ぎこちない"です。

ちょっとしたことでも、すぐに不自然な動きになってしまうんです。
自分でも、ちゃんとしようと思っているんです。
でも、どうしても
"ぎこちない"動きになってしまう時があるんです。

"作り笑顔"なんです。
本当は"作り笑顔"なんです。
頑張って作っている"笑顔"なんです。

生徒たちのこと、本当に可愛いと思っています。
だから、笑顔で接したいんです。
生徒たちに少しでも笑顔で接したいと思っているんです。
真剣なんです。
でも…思えば思うほど、顔が引き攣る時があるのです。
自分でも引き攣っていることが、わかるんです。

昨日、一昨日でしたか…
酒豪の先生のお話をさせてもらったのは…
あの先生の笑顔を見たら
余計に自分の笑顔に自信が無くなりました。

比べるのが間違えているのですよ。
あんな笑顔の可愛い先生に、
簡単になれるなんて思っている訳ではないです。

でも、生徒にとっては、
あの先生も、私も同じ"先生"なんです。
未熟なんて言い訳、生徒には通じないです。
それに、そんな言い訳を生徒に言ってはいけないです。

私だって"先生"にならなければならないのです。
本物の"先生"にならなければならないのです。

自分のためは、もちろんですが、
生徒のためにも、
やっぱり"本物の教師"にならなければならないのです。

無我夢中になっている時、
自分では、わからないのですが、
そんな時に、自然な笑顔ができていたのではないかと思います。

自分ではないです。
生徒たちのおかげです。
生徒たちが私を教師として認めてくれた時に、
私、自然な笑顔になっているのではないかと思います。

頑張って笑顔が作れるほど、私には技術は無いです。
そんな技術、どこにも無いです。

生徒が、生徒たちが私を笑顔にさせてくれるのだと思います。

生徒次第なんです。
私、教師だなんて言っても、生徒次第なんだと思います。

ぎこちない作り笑顔しかできないんです。
そんな私を、本当の笑顔にしてくれるのは、
生徒たちだけなんだと思います。
生徒の力で笑顔になれるのだと思います。

生徒を引っ張るなんて、とんでもないです。
そんなの私の力では、本当に"有り得ない"です。
生徒に引っ張っても貰っているのです。
私が生徒に、育てて貰っているのです。

だから私から生徒の中に入っていかなければならないのです。
私を育ててもらうために…
私を一人前の教師に育ててもらうために、
たとえ迷惑でも、
私は生徒の中に入っていかなければならないのです。

そうでないと私、一人前の教師になれそうにないです。
私、そうでないと
教師どころか、何にもなれない気がします。
このまま、
中途半端なままで終わってしまうような気がします。

そんなのイヤです。
絶対にイヤです。

頑張って、この子たちの中に入っていきます。
絶対に、この子たちの中に入って一人前の教師になります。
一人前の教師にならせて貰います。

絶対に一人前の教師になってみせます。
努力します。頑張ってみせます。
絶対です。

-降水短時間予報<