平気になっていることも多いのに
勉強から疲れて、
これから眠ろうとする子どもたちに
枕元で短く体調を聞いたり、
少し話をしたり、
そういうのは、
今は、全然、怖くないです。
だから恐怖心なんて払拭(ふっしょく)できていると思うんですけど、
やっぱりダメなんです。
子どもたちと接しているときは、
むしろ大丈夫で、
少し離れたときに、気持ちが萎んでいる(しぼんでいる)んです。
理由なんて、
わからないです。
今は側によるのも平気で、
額(ひたい)に手を当てるなんて自分から積極的に
顔が近くて、大きくて、
それでも平気です。
額だけじゃなくて、頬(ほほ)や首筋も、
頭も背中も
座っているときは膝(ひざ)さえも、
平気でポンポンと叩いて(たたいて)います。
そういうのは全然、
平気なのに、