桜の花の便り(たより)も聞こえてきますが、
せっかく山の中なのに、
残念ですけど、
この合宿所の近くには、
桜の木は無いと思います。
雑木林(ぞうきばやし)というのだと思うんですけど、
目の前まで、
太い木が迫ってきているんですけど、
そんな綺麗(きれい)な花が咲くような木ではなくて、
緑の葉が綺麗だなって思いながら見ています。
勉強をしている子どもたちの部屋では、
よそ見をしている感じを、
出したりしてはいけないのですけど、
一人だけのとき、
たとえば、
お風呂の窓から、
迫ってくるような感じの雑木林を見ているときが、
憩いの一時(いこいのひととき)です。
ホッとします。
暖かいときは、
窓を開けて、
鳥とか、
小さな動物の動くガサガサとした気配(けはい)を楽しんでいます。
崖の上の自動車の音のしないときは、
本当に
大自然の中、
私たちだけではないかと思うこともあります。
ほかのこと
忘れることもあります。
そのための合宿かなって思っています。
勉強に打ち込めますし