MENU

あんなの見習いたくても、私には無理です。

先ほどの
知的で優しくて笑顔も可愛い酒豪の先生の話なんですが、
私、別に落ち込んでいませんよ。

無理ですから…
無理なことは、わかっていますから、落ち込んだりしません。
落ち込んでも仕方が無いです。
そんなの…
勝負にならないというのは、わかっていますから…

生徒たちには、申し訳ないという気持ちはあります。
生徒たちも運、不運なんですよね…
教師なんて、誰が当たるかわからないですからね…

あたりとか、はずれとか、
よく言ったものだと今更思います。

生徒たちには、何か別の方法で…

若さで頑張ります!
そんな事を言うと余計に顰蹙(ひんしゅく)を買うんですよね?
教育関係のハウツー本には、そんな事をよく書いています。

私には、能力が無いから…とか書き出すと、
また落ち込んでしまうんです。
だから何とかして、生徒たちには私の能力のない分、
何かで補えないかと思って頑張っているんです。

社交ダンスだって、そうなんです。
そんなの…
さっきの先生みたいに素敵で能力が有れば、
私だって、そんなの絶対にしません。

能力が無いから滑稽(こっけい)でも頑張っているんです。
そんなの恥かしいんですよ
私だって本当は…
恥かしいから、こっそりとやっているんです。

能力が無いから、少しでも生徒に近付こうと思って
一生懸命なんです。

-降水短時間予報<