"クール"なんて、気取っていたら…
中間テストの前ですし、
大型の台風が接近中ということもあって、
昨日は、生徒たちを早々に帰宅させました。
学校の方針です。
生徒たちも素直に帰っていきました。
社交ダンスの練習をしたいとか言い出す生徒はいませんでした。
素直です。
でも、ちょっと寂しいです。
やりたいのか?
やりたくないのか?
生徒たちの気持ちが、よくわかりません。
熱意?
その辺りの生徒たちの気持ちが、よくわからないのです。
社交ダンスの練習をしている時は、
一生懸命に練習をしているます。
それは、わかるのですが、
休みの日に、練習をしたいとか、昼休みにも練習をしたいとか、
そんな事を誰も言ってきません。
休み時間に練習をしているのも見たこともありません。
もちろん、社交ダンスの事は内緒…と言ってありますので、
ちゃんと約束を守ってくれているのですが、
なにか物足らないような感じがします。
"クール"と言うのでしょうか?
そらなら私は"クール"というのが嫌いです。
もっと情熱的な方が良いです。
情熱的というと、
何か語弊がありそうですが、
学校では普通は使わない言葉ですし…
でも"クール"と済まされるよりは、
もっと気持ちを前面に出して伝えて欲しい…です。
"クール"って、見ている分には、
格好良いかもしれませんが、
一緒に何かやる時には、イライラしてきます。
気持ちが伝わるのが"クール"じゃないです。
気持ちの伝達が悪いです。
以心伝心(いしんでんしん)なんて、そんな面倒くさい…
アイ・キャッチなんて、よほど練習を一緒にしないと無理です。
一朝一夕(いっちょういっせき)には、できないです。
黙っていても伝わるなんて、そんなの夢物語です。
現実には、滅多(めった)に無いです。
きちんと言葉にしても伝わらないのに…
一生懸命に言葉を考えて、努力をして話しても、
なかなか相手には伝わらないのに、
それを黙っていても伝わるなんて…
そんなの虫が良すぎます。
そんな夢物語、いつまでも見ていたら損をしますよ…
いつか、痛い目を見ますよ…