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一生懸命、話す内容は考えていたのに…

叱ったりするのではなく、
優しく笑顔で
励ます(はげます)つもりで…
そんな気持ちで、生徒たちに接したつもりです。
でも…
気が付くと一生懸命になっていて…
どう話していたのか、
優しく話すことができたのか、
励ます(はげます)ことができたのか、
自信がないです。

ちゃんと話す内容は考えていたんです。
生徒一人ひとりに合った内容を…
指導方法を、
一生懸命に考えたんです。
なのに…

「はい」
「わかりました」
「頑張ります」

それぐらいしか、
生徒たちは喋りません。
私が一方的に喋っているだけです。
本当は、わかってくれているのかもしれませんが、
手応えが無いです。

それで、つい…
余計なことを言ってしまうんだと思うんです。
生徒たちの本音というか、
生(なま)の声を聞きたくて…

でも、生徒たちにしたら迷惑ですよね?
こんな説教じゃないですけど、
説教みたいなもの…
どうでも良いから早く終わらせたいですよね?

こうして自分の部屋で一人になると、
自分が高校生だった頃の
気持ちを思い出すことができるんです。
なのに、いざ生徒を目の前にすると、
そんなことを忘れて、
つい、教師ぶってしまうんです。
余計なことまで言ってしまうんです。

長所と短所を的確に指摘して、
長所は褒め(ほめ)、
短所は短く自尊心を潰さないように指導をする。
全体的に期待感を漂わせ(ただよわせ)ながら、
暖かく励ます(はげます)。

ちゃんと褒めるところは、
きちんと言葉に出して褒めてあげる。

そうするつもりなんです。
でも、生徒を前にすると余計なことをしてしまうんです。

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