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自慢できる事なんて、私たちには滅多(めった)にないので…

着物を着る方法を聞くふりをして、
知っている人や友人たちに電話をして回っています。

本当に嬉しいです。
正直に言うと…自慢しています。

私たちの仕事って自慢する事なんか
滅多(めった)に無いです。
地味(じみ)なんです。

でも、生徒たちから浴衣を貰えるなんて…
やっぱり、嬉しいです。
嬉しいに決まっています。
もう、
人に言いたくて、言いたくて…
こんな自慢できる機会なんて、
もう二度と無いかもしれないんです。
自慢したくて仕方がないんです。

まだ、興奮しています。
生徒たちから浴衣を見せてもらった時よりも、
今の方が興奮していると思います。
嬉しさを実感しています。

でも、その浴衣…私の手元に無いんです。
生徒たちが持って行ったんです。
着るときに渡すとか言って…
お預けです。
殺生(せっしょう)です。

どんな浴衣だったか、
どんな帯だったか、
はっきりと思い出せないんです。
もう!

浴衣を着るのには、
それなりの準備がいるんです。
大変なんです。
それなのに…

気が利かない(きがきかない)です。
悪気(わるぎ)じゃないと思いますけど、
それにしても知らな過ぎます。

ぶっつけ本番になるんですよ?
ほとんど準備も何もできないんですよ?
厳しい(きびしい)です。

もしもの時は、浴衣と帯を縫い付けて
誤魔化さなければならないのかもしれません。
はっきり覚えていないのですが、
帯は、絶対に違うと思います。

嬉しいんです。
嬉しいんですけど、困りました。
支度(したく)とか、準備に時間が必要なんです。

男の子たちは、
こういうのを全然知らないんです。

いきなりなんです。
いきなりって、いつも困るんです。
愚痴(ぐち)を言うつもりじゃないのですけど、
いつも困っているんです。

今回は、本当に嬉しいんですよ。
嬉しいんですけど、やっぱり困るんですよね。

良い子たちなんですけど、
まだ、少しだけ足りないんです。
こういうのも、
やっぱり教えていった方が良いですよね?

今回は言えないですけど、
折角(せっかく)の生徒たちの気持ちです。
大切にしたいです。

でも、少しずつ機会をみて教えていきたいと思います。
担任ですから、
こういうことって、
担任以外では教えられないと思います。

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