友だちができそうです！

この春から事務の方に入った女の子です｡
寂しそうにして歩いている姿を
何度か見ていたので､
前から気になっていたんです｡

それがスーパーマーケットで､
偶然､会ったんです｡

スーパーマーケットって､閉店時間が近くなると､
お弁当とかお惣菜とかに割引きシールを貼って､
投げ売りするでしょう｡
時間があれば､私も買いに行くんです｡
好きなんです｡

それで昨日の夜､時間を見計らって
スーパーに買いに行ったんです｡

お弁当が半額になっていたんです！
嬉しくて､買い物カゴに入れて､
後ろを振り返ると､
彼女(事務の新人の女の子)がいたんです｡
ビックリしました｡

普通､こういう時って､
ばつが悪いでしょう？
きまりが悪いでしょう？

でも､顔が会った瞬間､二人とも笑い出して…

だって二人とも､同じ半額シールの貼ったお弁当を､
買い物カゴに入れているんですよ｡
格好が悪いも何もないです｡
大笑いしました｡

もちろん彼女も私の事を知っていました｡
きちんと挨拶はした事は無いですけど､
すれ違う時に､会釈(えしゃく)ぐらいしていました｡

買い物カゴを持ったまま､スーパーの中で､
お喋りをしました｡
こういうの迷惑なるというのは､
よく知っているんですが､
でも､楽しくて…
やめられませんでした｡

前から､友だちになりたいと狙っていたんです｡
この機会を逃したら､
もう友だちになれないも…と思って､
厚かましいと思ったんですけど､
一人暮らしだと聞いたんで､
そのまま､
彼女のアパートに遊びに行きました｡

格好の悪いところで出会ったんです｡
気取っても仕方ないです｡
ケチ自慢です｡
ケチの話で盛り上がりました｡
本当に楽しかったです｡

彼女は､この春に､
商業高校を卒業してすぐに､
この高校の事務に就職したそうです｡

何か家庭に事情があるらしくて､
一人暮らしをしなければならないそうです｡

高校を卒業したばかりの女の子の一人暮らしです｡
こんなことを言っていいのか､
わからないのですが､
生活は苦しそうでした｡ギリギリみたいです｡

そういえば､住んでいるアパートも古いです｡
お風呂と台所は､有るみたいですが､
物凄く古そうです｡
それに狭いです｡
昔の映画に出てきそうな部屋です｡
若い女の子の一人暮らしの部屋には､とても見えません｡

よくは知らないのですが､
こういうアパート(賃貸住宅)の家賃って､
築何年で決まるんじゃないですか？
綺麗か､汚いか…で､
はっきり言って､古くて汚くて狭いです｡
傾いているかもしれません｡

いえ､悪口を言っているんじゃないです｡
なんか､かわいそうになって…
同情しているんです｡

私も苦しいです｡
一人暮らしを始めたばかりだし､
いろいろと考えていなかった出費とか…
それに第一､
借りている奨学金を返さなければならないんです｡
それで大変なんです｡
でも早く返して､
早く自由な身になりたいですし…

でも彼女は､私なんかよりも､
ずっと厳しいと思います｡
言っては何ですが､やはり収入が違うと思います｡
私も多くないですが､
彼女は､もっと少ないと思います｡
さすがに､
お給料の金額は聞いていないですけど､
一人暮らしは､きついと思います｡

私は､奨学金を払い終われば､一息つけますが､
彼女は…
給料なんか､そんなに上がらないのではないでしょうか？

すいません｡
夢の無い話ばかりして…
ケチは､これだから嫌われるんですよね？
暗いですよね？

さすがに彼女の部屋には泊まらなかったです｡
夜通しで喋って､明るくなってきてから､
自分の部屋に戻りました｡
スーパーに行くだけのつもりだったので､
学校に行けるような格好じゃないですし､
それに荷物だって有ります｡
彼女は少し寝るとか言っていました｡

帰り際(かえりぎわ)に､
彼女の部屋でシャワーを借りました｡
彼女も寝る前にシャワーを浴びるといったので､
図々しいかな…と思ったのですが､
遠慮するよりも､
一緒に入って仲良くなろうと思って…
一応､お約束と言うのですか？
お風呂場の中での"触りっこ(さわりっこ)"をして…

でも､夜も遅いですし､壁が薄いですから､
近所迷惑にならないように､
控えめに…です｡

そう言えば､前から気になっているのですが､
これを読んで下さっている方って､
女性の方ですよね？
一応､男子校の話なんですから､
男の人が読んでも､全く面白くないと思いますし､
実際は､殆んど私の愚痴ばかりです｡
女性の方でも､よっぽど心の広い方だと思います｡

ですので､
心の広い女性の方が読んで下さっていると思っています｡
いつも愚痴とか､
どうでも良いことばかり書いていますが､
どうか､許してください｡
お願いします｡

それで､もう少しだけ､
どうでもいい話を続けてもいいですか？
前から気になっていたことがあったんです｡

あの…
お腹(おなか)って､やわらかいですね？

何を言っているの？
そう思われるかもしれませんが､
実は､少し前から気になっていたんです｡
ちょっとだけ､彼女のお腹を触ったんです｡
たいした意味は無いんですけど…
凄くやわらかいんです｡
ビックリするぐらいに…
今まで触ったこと無かったです｡
気にしたことも無かったです｡

でも､去年ですけどね｡
生徒たちがね､
私のお腹の上に乗って遊んだことがあったんです｡
妙に､はしゃいじゃって…
何が楽しいだろうかって思っていたんです｡
赤ちゃんじゃないんだから…って､
それでね､
さっきお風呂でね､彼女のお腹を触ったんです｡
ちょっとだけですよ｡
ヘンに思われたら大変ですから…
いえ､本当にやわらかいんです｡
やわらかいだけじゃなくて､
何というのか…吸い付くような…やわらかさ？
奥まで吸い込まれるような感じがしたんです｡
こんなの初めてです｡
気にしたのは､初めてです｡

生徒たちの気持ちが少しわかった気がしました｡
何か､
好奇心というか､
もう一回､触ってみたいという気持ちが湧いてきたんです｡

私だって､そう思うんです｡
好奇心の塊(かたまり)というか､
妙な事に興味を持つ男の子たちです｡
不思議だったんでしょうね？
興味を持ったんでしょうね？
だから､あんなにはしゃいだんですよね？

ちょっとだけ､疑問が解けました｡
だからって､どうという話じゃないんですけどね…

すいません｡
全く余計な話を書いてしまって…
いつも､貴重な時間を頂いて､
ありがとうございます｡