別に私が言わなくても…

考えてみれば､私が事前に
試験の結果を生徒たちに言ったことは無いです｡
前のめりになっていたみたいです｡

各教科のことは､それぞれの先生方にお任せをして､
生徒たちが､やる気になってもらうように､
雰囲気作りをするのが大切です｡

でも､この雰囲気作りが難しいんですよね…

私の言った言葉を､
そのまま素直に受け入れてくれるような
可愛い性格をした生徒って､
私のクラスにいるかどうか…自信ないです｡

結構､ひねくれた性格をした子が多いです｡

天邪鬼(あまのじゃく)と言うのですか？
私が言った言葉の
わざと逆をする子もいます｡

それも私に指導力が無いからだと思うのですが､
私に威厳があれば､
人間性とかが備わっていれば､
生徒たちも素直に聞いてくれるようになると思うのですが､
難しいです｡
今の私では無理です｡
自分に能力が無いことぐらいは､自分でもわかっています｡

でも､無理でも､能力が無くても､
生徒が教室にいるんです｡
何とかする必要があるんです｡

いろいろ考えるんです｡
本を読んだり､先生方に聞いたり…
でも､正直言って､
上手くいったためしがないです｡

結局､生徒たちに掻き回されて(かきまわされて)､
考えていた事とは全く別の事になることが多いです｡

このクラスに私はいらないんじゃないのって､
落ち込むことも多いです｡

でも､私が落ち込むわけにいかないんです｡
それだけは､私が絶対に守ろうと思っていることです｡
落ち込んでも､
何があっても､
その日､一日だけで､
翌日に生徒の前に出る時は､
とにかく明るく元気で笑顔で生徒たちに接しようと思っています｡
これだけが､今できることです｡
信念です｡

そうですよね､笑顔ですよね｡

この日記を書いていて気づきました｡
思い出しました｡
期末試験が生徒たちに返される月曜日からも､
笑顔で…明るく元気に生徒たちに接しようと思います｡

私が小難しい(こむずかしい)ことを言っても仕方が無いです｡
だいたい､私が言う程度ことは､
もう生徒達のほうが既に知っています｡

笑顔で生徒たちの言うことを聞いてあげよう…
うん､うん…と頷きながら､
生徒たちの話を聞いてあげよう｡
それぐらいしか､私にはできないから…