泣いている余裕なんか無いのかもしれません。
卒業式の感慨なんかに
耽っている(ふけっている)事なんか、
無いって言われました。
あっさりと…
それが現実かもしれませんが、
もう少し…
いえ、
いいです。
想像していたのと違いますが、
そんなものかもしれません。
私も3年生の担任になったら、
泣いている場合ではなくなるのだと思います。
来年の今頃、私はどうしているでしょうか?
髪振り乱しているのでしょうか?
必死になって、
凄い顔をしているかもしれません。
泣いている余裕なんか全く無くて、
鬼みたいな形相(ぎょうそう)になっているかもしれません。
先生方の話を聞いていると、
そんな気になってきます。
卒業して生徒たちと離れるのが
寂しいという気持ちより、
卒業後の進路が決まっていない生徒がいたら、
そんなの、
絶対に必死になっていると思います。
怖い話を聞いてしまったと後悔しています。
先生方の話しぶりが、
怖がらせようというのではなくて、
普通に淡々と話していたのが、
余計に怖いです。