久しぶりに話を聞いてくれた…
大丈夫でした。
週末の勉強合宿をする予定になっていたのが、
ちょうど良かったです。
いつもと違って、元気が無かったんです。
いつもみたいに、テキパキと勉強の準備をしなくて、
いつになく、ダラダラとした雰囲気だったんです。
この雰囲気、やっぱり心配でした。
困った…と思いました。
なに、グズグズしているの!
そう怒鳴るわけにいかないんです。
部活の緊急ミーティングではないんです。
今までの経験って、
ほとんど役に立たないんです。
試行錯誤で頑張っているんです。
学校だからって同じじゃないです。
今までの学生の時の自分の経験が全く役に立たないんです。
おっかなびっくりです。
毎日、そんな感じで生徒たちと接しています。
生徒たちの調子が悪い時って、
どう接したらいいのかわからなくて、本当に困るんです。
無難(ぶなん)に…
とりあえず、無難に生徒たちに話しかけようと思って、
生徒たちが勉強の準備を始める前に、
できるだけ優しく、
笑顔を話し始めました。
落ち込んでいる生徒に叱りつけたりしないです。
実力テストの話しなんかしないです。
落ち込んでいる原因に直接、触れるなんて冒険しないです。
と言って、
全く関係ない話をするのも白々しいので、
進路の話しなんかをしました。
今、3年生が大学受験の只中(ただなか)です。
2年生の生徒たちでも私の話に耳を傾けてくれました。
こんな感じ、
久しぶりです。
私の話を生徒たちが真面目に聞いてくれるのは、
本当に久しぶりです。
今年になって初めてかな…って、
思います。
嬉しい…
話していて、楽しかったです。
こんな事があるから、生徒たちの事を
好きになるんだと思います。