赤ちゃん､かわいかった！

職員室に赤ちゃんがいたんです｡

合宿が終わって生徒たちを帰してから報告のために職員室に行ったら
赤ちゃんがお母さんに抱かれて職員室にいたんです｡
かわいかった！

もう歩けるそうですけど､
初めての職員室で知らない人に囲まれているのです｡
怖かったのでしょう､
お母さんにしっかりと抱きついて離れないです｡
抱こうとしたら泣くそうなので､
そっと頭や手足を触っては､泣きそうになったら慌てて引っ込めるの繰り返しです｡
大きな赤ちゃん…
手や足だって大きくて強そうです｡
男の子です｡
ちょっと憎たらしいような顔…って言ったら､絶対に叱られます｡
でも､しっかりとした強そうな男の子で､
丸々と太っていて相撲取り(すもうとり)にでもなれそうです｡
…って､絶対に言ったらいけない事ばかり書いています｡
絶対に言わないです｡口が裂けても言わないです｡

でも本当に可愛くて､離れられなかったです｡
涎(よだれ)だらけになっている頬っぺたをクニクニしたりして､
ずっと遊んでいました｡
顰めっ面(しかめっつら)して泣きそうになると全力で逃げたりして…
可愛かった…です｡

玩具(おもちゃ)になるようなものなんて何も無いんで､
携帯電話とか､ボタンの付い動くようなものが好きなんですって…
やっぱり男の子です｡
お菓子は､大人用のものしかなくて
子どもが食べれそうなビスケットを両手に握っていました｡
でも全然､食べていなかったです｡
知らない大人に囲まれて､怖いですよね？
と言いながら最後まで離れずに引っ付いていたんですけどね､私…

顔､似ているし…
そっくりと言うほどではないのですが､
それでもお母さんに顔が似ていて､可愛かったです｡おかしかったです｡

こういうのを見ていると､やっぱり協力してあげなくては…と思います｡
できることなら手伝ってあげて､
早く家に帰してあげようという気持ちになります｡

女の先生は､学校にいても家の事を考えて､
午後になったら夕食の事を考えている…と批判する先生もいます｡
確かに､その通りだと思うのですけど､
でも…
家の事よりも生徒の事に集中しろと言う意見の方が正しいのでしょうけど､
それができなければ辞めてしまえって…ね､
でも…

こうやって子どもを見てしまうと…ね？
やっぱり…ね？

本当に可愛いんです｡

私で手伝えることがあったら､
手伝ってあげようと思いました｡
だって､仕方ないじゃないですか！