痛かっただけで、気持ちいいわけないです。
いつ仰け反るか(のけぞるか)なんて
私にだって
わからないですよ、
そんなことを大声で聞いていました。
痛いんですよ、
あの時って、
首もだけど、背中も、
それに足の方も、全身が痛いんです。
気持ちいいなんて…
そんな余裕なんて無いです。
痛くて仕方なかったんです。
そんな私の気持ちなんか
全然、察してなんかくれなくて、
好き放題(すきほうだい)、
言っていたのを覚えています。
気持ちいい?
とか、
そんなことばかり聞いていたはずです。
そんなことを聞かれて返事なんかするわけないです。
はっきり言いますけど、
気持ちいいわけないです。
痛かっただけです。
いまだに痛みが残っているんですから、