あの時、気が狂わなかったのが不思議なくらいです。
エッチなことだけなら、まだ少しは救われます。
でも、あの時、
物のように扱われた(モノのようにあつかわれた)
嫌な記憶(いやな記憶)は、
あの時の
痛みとともに、
そんなに簡単には忘れられないです。
あの時、
長かったですから、
時々、休憩(きゅうけい)の時間をもらっていたんです。
それでも体がボロボロになったんですから、
荒っぽかったのも…そうですが、
それ以上に長過ぎた(ながすぎた)んです。
時間的にも、
それ以上に人数が多すぎたんですけどね、
あんなに大勢(おおぜい)で…
気が狂わなかった方が、
むしろ、不思議なぐらいです。