汚れたまま体を洗うのも嫌なくらい動けなかったです。
少し休憩(きゅうけい)の時間をくれたら、
とにかく痛い体を
引き摺って(ひきずって)、
みんなのいないところに逃げていくのに必死でした。
途中でお尻なんかを触られても、
叱るどころか、
もう逃げるので精一杯で、早く休みたかったです。
みんなから見えない所に
やっとの思いで、
逃げ込むと、
そのまま倒れたようになっていました。
指先だけ動かして、
この日記を書いていました。
それだけ、
それ以外、何もできなかったし、する気にもなれなかったです。
この日記を書いていなかったら、
自分では、なくなってしまうのではないかと不安でした。恐怖でした。
とにかく怖かったです。
何が怖いかというよりも、
とにかく怖くて怖くて…それだけでした。
体を洗うのも嫌でした。
とにかく動けなかったです。
動くのが嫌で、痛いし…何もかにもが嫌になっていました。
こういうの、
どういうのか、わからないです。