短い言葉を重ねて
勉強している子よりも
そうして、
みんなから一人だけ離れて、
布団の中に入っている子のほうが、
声が掛けやすいです。
大丈夫(だいじょうぶ)?
誰だって掛ける言葉です。
たいていは、大丈夫って答えてくれますけど、
返事も決まっているだけ、
子どもたちも
私が近付いても平気そうで、緊張しないで済むみたいです。
熱が無いか、
額に手を当てるのも
定型化(ていけいか)しているし
子どもたちも安心しているみたいです。
無理して話をしようとしない、
今、私が特に気を付けていることです。
決まりきって言葉を
使うだけで、
今、欲張って(よくばって)距離を強引に近づけるんじゃなくて、
軽い言葉で
回数を重ねて、
子どもたちが気付かないうちに
そっと、距離を縮めようと思っています。