本気でみんなのことを思っているんですけど、なにせ頑固で…
空の青さが都会とは全然違います。
五月晴れのとても良い天気でした。
こんなに良い天気なのにテストを目前に控えているなんて、
可哀想に…
少しだけ、そんな事を思いました。
勉強のことだけ…
成績のことだけ…
風紀のことだけ…
怒るだけ…
文句を言うだけ…
教師のことを、そんな風に思っていませんか?
確かに正解なんですけど…
生徒のいないところでは、もっと言っているんですよ。
生徒の前では、あれでも控えめなんですよ…
教師になると説教をしたくなる…
あれって、何なんでしょうね?
生徒たちは、まだ何も悪いことをしていないのに、
先回りをして怒っている。
説教をしている。
不思議ですよね?
生徒たちも一応、黙って聞いている。
なぜか私の場合、笑われることが多いのですが…
本当は、悪いことをするまで
怒ってはいけないはずなんですが、
先に怒っておいた方が、
間違いがないという考え方なんでしょうか?
気の毒なのは、説教されている生徒の方ですよね?
慣れているでしょうけど…
高校生にもなると何人もの先生と接してきたわけですから、
先生への対応の仕方って、わかっているでしょう?
先生の方が間違えているとか、
先生に変わって欲しいとか、
そんなことは考えない方が良いですよ。
絶対に無駄ですから…
生徒のいないところの先生は、
生徒が考えている以上に頑固ですよ…
私もいずれ、そうなっていくのでしょうけど
そうなる前に、少しだけ…
生徒の方で、適当に合わせて下さい。
そう言うしかないです。
何回も言いますが、
生徒のことを真剣に思っている先生の方が、圧倒的に多いですよ。
それは本当に思っています。
だから、生徒のために…
そういう気持ちが強すぎるのです。
たぶん…
独善的になっているのでしょうね?
ごめんね…
今なら、まだ言えます。
独善的になるほどの経験も何も無いですから…
生徒のみなさん、頑張って…