崖の下の荒れ果てた建物は､さすがに冗談だと思います｡

昨日のお昼､事務の職員さんに
自動車で合宿所という建物に案内されました｡

部活の代わりに補習授業を…と
教頭先生と学年主任の先生に言われた時に､
合宿という言葉も少し出たような気がします｡

それが､昨日の今日で
(月曜日に聞いて火曜日です)
もう､合宿所にまで連れて行かれました｡

いくらなんでも手回しが良すぎだと思いませんか？
これって夏休みに合宿をして
生徒たちに勉強をさせろという事ですよね？

合宿して勉強をするという方法もあるよね…
確か学年主任の先生だったと思うのですが､
そんな事を一言聞いたような気がします｡
でも､一言だけですよ｡
それなのに､もう合宿所に連れて行かれました｡
生徒たちには､まだ何も話していないのに…

どう言ったら良いのかを考えている最中です｡
それなのに､もう合宿所の手配まで済んでいるなんて…
これって､もう完全に業務命令ですよね？
決定事項ですよね？

もちろん､わかっています｡
私に判断する余地が少しは有るような話し方で､
本当は決定事項だという事は…
でも､それにしても早過ぎると思いませんか？
もう少し…

愚痴っても仕方ないですね…
でも､どうやって生徒たちに言ったら良いのか…
気が重いです｡

便宜をはかるって､こういう事だったのですね？
気が付きませんでした｡

ふぅ…

せめて合宿所について愚痴を言わせてください｡
崖の真下なんですよ…
そんなに高くはないですけど屋根よりは高いです｡
その崖を降りるんですよ…
私は平気でしたけど､
案内してくれた事務の職員さん…よろけていました｡
それに合宿所の建物です｡
古いです｡
古い木造建築の平屋です｡
何か高い塀に囲まれていますが､そこそこの広さです｡
門を開けてもらったら綺麗な日本庭園風のお庭です｡
少し荒れていますが､
ここだけ見たら高校生にはもったいないぐらいです｡
でも建物の中に入ったら…酷いことになっています｡
荒れ果てています｡
あちらこちらが傾いています｡
扉と柱の間に隙間が空いています｡
開けたり閉めたりするのが一苦労です｡
全部､畳の部屋です｡
和室だけです｡
畳の部屋と板張りの廊下だけです｡
大きな畳の部屋(大広間)と､
あと小さな畳の部屋が２つか３つ有りました｡
その小さな部屋も､もちろん畳の部屋で
襖とか障子で仕切られていました｡
お風呂とトイレは意外と新しくて､まあまあ綺麗です｡
新しく増築したようです｡
あちらこちを増改築したようで､ヘンな間取りになっています｡
電気とガスと水道は来ているらしいです｡
携帯の電波も大丈夫みたいです｡

でも､できることなら違う場所に変えて欲しいです｡
崖は崩れてきそうだし､降りるのは危なかしいですし､
建物は古いし傾いているし…

言えるかな…
もう少し別のところはないですかって､
私もですけど､生徒をこんな所に泊らせらダメでしょう？
それに生徒の保護者の方も黙っていないと思います｡
私学ですよ？
こんなところに生徒を泊まらせたら問題でしょう？

さすがに…
ここは無いでしょう｡
最初に汚いところを見せておいて､
それから少しマシ…綺麗なところを見せて､
夏休みの補習合宿を納得させるという事だと思います｡

今日も､いっぱい書いてしまいました｡
反省です｡