お約束なら…仕方ないですよね?
どうしよう…と思いました。
蹴飛ばしてよいのかどうか本気で迷いましたよ。
結局、蹴飛ばしましたけど…
副委員長と目が合った時、
物凄く緊張をした目をしていました。
気まずくなるくらい…
そんなに緊張するのなら、やらなければいいのに…
そう思いましたが、
でも、一人だけ仲間に入らないと、
あとで仲間外れにされるのかもしれません。
子どもって、そういうところは残酷です。
私にも経験があります。
こういう時、副委員長とかいう肩書きは意味が無いです。
むしろ邪魔になります。
思いっきり蹴飛ばしてやりました。
重たくなかったです。
副委員長の体…
よく覚えていないですけど、たぶん…
この子でも、こんな格好をするんだ…
お腹を抱えて蹲っている副委員長を見て、
なんか冷静にそう思いました。
蹴飛ばしたのは、お腹じゃないのにって…
お約束ですよね。
これも…
副委員長のキャラじゃないと思いましたが、
でも、仕方ないですよね…
むしろ委員長の方なら、率先してやりそうです。
委員長がやった時は、
思いっきり蹴飛ばしてやろうと今、思いました。