筋肉痛です。
昨日の朝、少しだけ眠れたのです。
少しだったのですが、
それが悪かったみたいです。
目が覚めた瞬間、筋肉痛でした。
全身でした。
バラバラになると思いました。
体がちぎれてしまうと思いました。
久しぶりです。
こんなに痛いのは久しぶりです。
部活に入った1年目には、こういう目に遭います。
あの時は、先輩たちが怖くて無理にでも動きました。
痛いなんて…そんなの絶対に言えませんでした。
今回も…
今回は、生徒たちです。
私の生徒たちが見ているのです。
そんな無様な格好は見せられません。
根性です。
こういう時は、根性があれば動かせます。
この痛みは、
動かさないと治りません。
少し手足を動かすと痛みで悲鳴を上げそうになりました。
でも、生徒たちがいるのです。
そんな格好の悪いことはできません。
私、意地っ張りなんです。
腰が…
腰が立てないなんて…
根性で立ちましたけど、完全に運動不足です。
40キロ走っても、ここまでガタガタにはなりません。
もうガタガタです。
年齢をとりました。
あの程度の騒ぎで…
こうなるなんて、
もう一度、運動を再開しなければなりません。
こんなんじゃ…情けないです。
まるで、油の切れたロボットみたいです。
膝が曲がらないです。
歩こうとすると転びそうになります。
酷いです。
久しぶりに酷い筋肉痛を経験しました。
私、寝ていただけなのに…
寝転がっていただけなんですよ。
ずっと…
それなのに筋肉痛なんて…
お腹とか…多少、痛くなるのは覚悟していました。
その前から少し痛かった…重怠るかったですから…
でも動けないほど痛くなるなんて想像もしていなかったです。
いえ、動いています。
きちんと動いています。
生徒たちにバレないように
何事も無かったように動いています。
生徒たちにバレるような格好悪いこと絶対に嫌です。
死んでも嫌です。
とにかくお風呂に入って…
湯船につかって体を温めました。
血行を良くするのが痛みを取る唯一の方法です。
できるだけ温めました。
湯船の中で体をできるだけ動かしました。
痛かったですけど…
動かすたびに体が悲鳴を上げましたが…頑張りました。
痣(あざ)のことは聞かないで下さい。
痣という漢字、嫌いです。
この文字、もっと綺麗な字にしてほしいです。
今日は、この文字は二度と使いません。
使いたくないです。
生徒たちを起こす時間、ギリギリまで湯船につかりました。
おかげさまで、なんとか体が動くようになりました。
後は根性です。
根性で切り抜けてみます。
笑顔です。
生徒たちには、最高の笑顔で接しました。
爽やかに、朗らかに、幸せそうに…
生徒たちに気付かれているか、どうかはわかりませんが、
頑張ってみました。
できるだけ頑張ってみました。