でも､まだ振り返っている場合ではないです｡

これから２学期の成績表(通知簿)を
作らなければならないのです｡
暢気(のんき)に振り返っている場合ではないです｡

学期末試験も終わったばかりで､
点数の集計なんか､できているはずがありません｡
でも､それを待っていたら､
成績表(通知簿)の作成が間に合いません｡

保護者の方への連絡欄､
だいたいの成績を見越して書いています｡
想像です｡
願望を込めて書いています｡

成績が下がる生徒なんか､
絶対に､居ないことを前提に書いています｡

私の期待に応えて欲しいです｡
私のためにも､
保護者の方のためにも､
そして､生徒自身のためにも…です｡

１年生の成績なんて
本当は､関係無いとは思っているのですが､
でも､こうやって成績表をつける時は､
やっぱり良い点数を取って欲しいと思ってしまいます｡

私の考え方､まるで一貫性がないです｡
今まで言ってきた事と違います｡
自分でも呆れます｡

こんな私に振り回されている生徒は､
可哀想だと思います｡
大変(たいへん)だと思います｡
同情してしまいます｡
(まるで､他人事みたいに…)

でも､やめないですよ｡
この子たちの担任の仕事､
私からは､絶対にやめないですよ｡

この子たちの…
私に振り回されている苦労を考えてみれば､
私が､この子たちに振り回されている苦労なんて､
それほどでもない…ですよね？

私が苦労なんて言ったらダメですよね？
もっと一生懸命に頑張らないとダメですよね？

まだまだ苦労が足りないんだと思います｡
恵まれているんだと思います｡
だから､こんな愚痴ばかり書いているんだと思います｡

もっと一生懸命に頑張ってみようと思います｡
私には初めてのことばかりで､
想像も付かないような事ばかりなのですが､
それでも絶対に逃げたりせずに､
頑張ってみようと思います｡
頑張ってみせます｡

これぐらいの事で､逃げたりしないです｡