もう、身体が振り回されている感じでした。
でも高校生の男子って、
やっぱり身体が大きいです。
"おしくらまんじゅう"に参加しても、迫力が全然違います。
私よりも背が低い子は、一人しかいません。
どちらが高いかな…という子が、もう一人だけです。
あとは、みんな私より背が高いです。
大きいです。
だから怖いです。
"おしくらまんじゅう"と言っても、怖いです。
転びそうになったら、
本当に怖いです。
私の力では、どうしようもないです。
みんなが助けてくれますけど、
もう、どうしようもないほど怖いです。
それだけに助けてもらったときの嬉しさ…
格別です。
キャーキャー言いながら、みんな楽しんでいます。
転びそうで、転ばない感じを楽しんでいます。
もう胸が、ドキドキしています。
ハラハラしています。
まるでジェットコースターです。
ジェットコースターに乗っている感じです。
"おしくらまんじゅう"としては、
違う…遊び方なのかもしれませんが、
それでも楽しいです。
後ろ向きに手を繋いで(つないで)輪になって…
そんな正しい遊び方に拘って(こだわって)いられません。
クラス全員ですから、人数が多いです。
こんなに大勢で遊ぶ遊びでは無かったと思います。
でも、クラスのレクリエーションです。
遊び方より楽しさを優先です。
ローカル・ルールです。
ドッジボールの時と同じでローカル・ルールです。
外側の手を繋いで作った輪の中に、
とにかく生徒たちが入って、
好き勝手に動きます。
私も入っているのですけど…
それに外側の手を繋いでいる子たちも、
後ろ向きではなくて、輪の内側に向いて、
思いっきり身体を動かしています。
もう、グラグラです。
身体が前後左右に思いっきり揺さぶられながら、
押し潰されそうになっています。
転ぶ恐怖と押し潰されそうになっている恐怖の両方です。
でも、楽しいです。
我を忘れて大声をあげています。
大声をあげているのは、私だけではないですよ。
生徒たちもみんな、大声をあげて遊んでいます。
はしゃいでいます。
顎が外れそう…と、
さっき表現しましたが、
誇張でも何でもなくて、
本当に顎が外れそうなほど叫んでいました。
ほかに人がいなくて良かったです。
こんなのを人に見られたら恥かしいです。
でも、楽しいです。
単純な遊びですが楽しいです。
上から押し潰されそうになったり、
身体が宙に浮いたりしましたが、楽しかったです。
夢中で遊びました。