大丈夫、私?
一学期の終業式です。
ということは、
成績表を生徒に渡さなければならないんです。
これが苦痛なんです。
成績もですが、
保護者の方への連絡欄を書くのが大変です。
気を使います。
褒めてあげたい…そう思います。
もちろん、私の愛する可愛い生徒たちです。
でも、
内緒ですけど、生徒の悪口を書き綴ったのもあるんです。
やっぱり、不満はあります。
私だって人間です。
いろいろと腹の立つこともあります。
でも、
可愛いところもあって、
どっちなのか、私自身にもわからなくなります。
可愛いのか、
憎たらしいのか、
どっちなんでしょうね?
わからないので、
悪口は、人目につかないところに隠しておいて、
褒めている方を、成績表には書きます。
当然です。
私は、常識人なんです。
ここで愚痴ばかり言っているのは…本当の私じゃないです。
今、成績表の最終確認をしているところなんです。
いろいろと考えてしまって大変なんです。
もっと褒めてあげたい…
ちょっとぐらい悪口を書きたい…
悩みます。
結局、当たり障りのない生徒を褒める文章にするんですけどね…
でも、なぜか今、
悪魔な私が、ここにいるんです。
疲れているのかな…
だいたい、期末試験が終わってから
成績表を作るまでの時間が無さ過ぎるんです。
私の大切な生徒たちの悪口を書きたいなんて、
今、どうかしています。
落ち着かないと…
気分転換しないと…