掬って(すくって)あげたい…
今年一年間、
結果が出なかった生徒たちのことも
きちんと、守ってあげたいと思っています。
みんな、一生懸命に頑張っているのだと思います。
成績って残酷です。
頑張っているからって、
簡単に上がるものではないです。
だけど、せめて頑張っていることだけは認めてあげないと…
頑張らなくなってしまいます。
頑張れなくなってしまいます。
そういう生徒を、私の生徒から出したくないです。
救うとか…、
そんな立派なことは、
残念ですが、私にはできません。
正直に言って、私では能力不足です。
どうしたらよいのか…方法がわかりません。
救うではなくて、掬う(すくう)。
私にできるのは、金魚すくいのような"掬う(すくう)"ですが…
何も無いよりマシでしょう?
こんなことを職員室で言ったら、
笑われるよりも白い目で見られます。
だから言いません。
でも、今の私にできることといったら、
この程度です。
間違えているかもしれません。
方向性を間違えていると言われるかもしれません。
バカなことを言っているといわれるかもしれません。
だから職員室では、
こんなことは絶対に言いません。
でも、私のクラスの生徒は私のものです。
全員、大切にしたいです。