みんな間違えたふりをして恥ずかしいところを狙ってくるから､まるで私が乱れているかのように見えてしまうだけです｡

こんな状態で食事が喉を通るわけないです｡
朝食はもちろん､
昼も夜も食べないです｡
お守り代わりが終わるまで食事はいらないです｡

みんな､私のことを全然見ていないな…って､つくづく思います｡

だって､あれから合宿の中でも
一度も食事を取っていないんです｡
もちろん､最初は精神的なものでしたが､
今は､太るわけにいかないという理由もあります｡

見られるんですからね､
絶対に太っているわけにはいかないです｡
それに触られるんですから､
約束は､
お守り代わりになるものを
引っ張って抜くために
最小限度ということなんですけど､
そんなの守られるわけないです｡

下の方に強引に捻じ込んで(ねじこんで)こようとする
不心得者(ふこころえもの)は当然います｡
というか､
はっきり言って全員です｡
そこを触りたいと思っているのは､
私だって､
当然わかっていますから､
怒らないです｡
余程(よほど)不躾(ぶしつけ)でなければ､
太腿(ふともも)を固く閉じるだけで対応しています｡
その私の優しさを濡れているだの誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)するなら､
もう許してあげないです｡
体全体が捩れる(よじれる)ようになるというのは､
そういう理由からです｡
恥ずかしいけど､
理由を聞いてもらえれば､
ちゃんと納得してもらえるでしょう？
私が変なんじゃなくて､
みんなへの私の優しさなんです｡
それを笑うなんて､罰が当たりますよ､

それに不心得者(ふこころえもの)が狙うのは､
下腹部だけじゃないです｡
お尻を狙うものや､
お腹を狙うものもいます｡
間違った振りをして胸を狙ってくるものまでいます｡
本当､不届き(ふとどき)です｡

たまたま電車で会って､
思わず痴漢(ちかん)をしてしまったというのと違うんですよ､
毎日会う私に､そんなことをしてくるんですよ､
本当に不心得者(ふこころえもの)です｡

でもね､
よっぽど酷い(ひどい)ことをされなかったら､
黙って許してあげているんです｡
だから嘘でも暴れるといわれるほど
大きく体が動いてしまうんです｡
それは､みんなが悪いんです｡
それを私が乱れただなんて言うんですよ､
乱れるほどエッチなわけないじゃないですよね､
完全に責任の擦りつけ(なすりつけ)です｡

でもね､
誰がどこを触ったなんて絶対に言わないです｡
いくら私が変だ､
エッチだ､
凄い乱れようだと言われても
我慢(がまん)するしかないんです｡
言い返すわけにいかないんです｡

それぐらい､
いつも気を使っているんです｡
わかって欲しいです｡